「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

初○○2018
佐藤 拓雄
(2018/01/04)


あけましておめでとうございます。
2018年も、仙台放送と仙台放送アナウンス部を何卒ごひいきにお願いいたします。
そして、皆さまにとってよい一年になりますようお祈り申し上げます。

さて、年も押し迫った先月、小2の次男が
「初日の出を見たことがないから見たいんだよ」
と言いました。
そういえば、毎年元日はゆっくり寝せているので、次男が初日の出の時間に起きていたことはなかったんですね。
そんなわけで、今年の元日は、日の出時刻のちょっと前に次男に声をかけ、初日の出を拝むことになりました。
と言っても、どこかへ行くわけでなく、自宅の窓から見るだけです。我が家は毎年そうです。

「見たい」と言った割に、前日の大晦日にはずいぶんトーンダウンしていた次男。面倒くさくなったようですが、それでも、一度くらいは、と思って起こしました。
水平線に雲がかかっていて、どうかな、と思いましたが、7時前、その雲の上に太陽が顔を出しました。

人生初の初日の出、「初・初日の出」を拝んだ肝心の次男に感想を聞くと、「フツー。でも、まあまあよかったかな」。
ガクッ・・・小学2年生にして、こんな今風の冷めた感想かい!
と新年早々、やや脱力してしまいましたが、

それにしても、心がすっきりするような「初日の出2018」でした。
どうかこんな一年になりますように。

明日は、寺田さんの「初○○2018」です。

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