「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

夏休みの思い出

(2007/08/07)


この写真、ホテル仙台プラザのマンゴーココナッツというケーキです☆夏のあじわいです♪
と今なら自由に夏を満喫できますが、中学と高校では水球部に所属していたので、夏休みは全て練習!暑い時期にプールなんて気持ちよさそうね、とよく言われたものですが、その練習といったら・・・。
ちなみに水球って何!?という方のために簡単にご説明します。プールの中でするハンドボールみたいなものです。英語ではwater poloといいます。イギリスで、ポロにヒントを得て水中で樽に乗ってポロみたいなゲームをしたところから始まっているとか・・・。プールの深さは2m以上とされているので浮いている時はシンクロナイズドスイミングのように「巻き足」します。今は樽は使いませんから、とにかく泳ぐのがまず基本。泳力がなければドリブルもシュートもできません。だから練習では競泳と同じようにひたすら泳ぐ+シュート練習などボールを使う練習をするわけです。
私の通っていた中高のプールは屋外でした。5月の連休に入る頃にはプールで練習開始!寒くて寒くて真っ青になっていました。「寒い!」と言えば、その瞬間に「寒いなら体を温めるためにダッシュ10本」と先輩に怒鳴られます。さらに「風邪をひいて熱があります。」と言えば、「プールの水で冷やせ」と言われる、なんとも体育会系の部でした(^^;)
そして待ちに待った夏の日差しのもとでの練習。水の中で汗をかく(イメージ)ほどのつらさ。日差しで「焼ける」より「焦げ」そうですし、ひたすら泳ぎ続けるのでかなり体内でエネルギーが燃焼している感じです。休憩時間が少なく、のどが渇いてプールの水を泳ぎながら飲んだこともありました。それを人に話すと「汚い!」と言われてしまいますが・・・。今でも夢に見るくらい強烈な思い出です。

水球は日本に入ってきた時に恐らく水球と訳されたと思いますが、「水球」の字面を見るとなんだか地味な印象がぬぐえないのはなぜでしょうか。野球、蹴球、庭球と同格だと思うんですけどね・・・。水球がメジャーな国、イタリアのセリエA(サッカーじゃないですよ!)には日本人選手がいるというのに!(泣)
さてさて、次は、夏休みはリッチ&ラグジュアリーに過ごしそうな寺田おねえさまでーす!

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