「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
東日本大震災7年
下山 由城
(2018/03/07)
7年前は大学生でした。
あの時間は埼玉の実家にいて、夕方から東京の汐留でアルバイトの予定があったので、そろそろ出かけようかと準備をしていました。
強い揺れですぐにリビングのテーブル下に隠れましたが、家には自分1人しかいなかったのでとても心細く恐怖を覚えた記憶があります。
首都圏のJRや地下鉄も止まってしまっていました。地元の駅も「本日の運行の予定はありません」と。夕方にはシャッターが閉まっているという異様な光景。
汐留に向かう術はないし、連絡も取れないし、埼玉も混乱した状態でした。
実際に被害にあわれた方々とは比べられませんが、あのときに起きて自分が目にしたものは忘れてはいけないことだと感じています。
写真は以前に岩手・陸前高田へ行ったとき震災後に誕生したマスコットキャラクターの『たかたのゆめちゃん』と撮ったものです!
東北に住んでもうすぐ5年になります。まだまだ知らないことがたくさんあります。去年から宮城にいる縁にも感謝して、1つ1つ学びながら仕事をしていきたいと思っています。
お次は高橋咲良アナウンサーです!