「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

記憶に残るニュース
梅島 三環子
(2018/05/29)


振り返ってみると、初めて独り立ちしたニュース取材は入社1年目の5月。
仙台市内で開かれていた「王朝継ぎ紙展」という展示会ものでした。
んー、初だというのに記憶にない(笑)。

ただ、その直後に行ったビアガーデンオープンの取材はよく覚えています。リポート後に、会場の人たちとビールを飲んでいたら、他のテレビ局のカメラに撮影されていたようで。
翌朝のニュースに使って頂きました!
「知名度は無だな。」と、会社で言われたことが印象に残っています。

ちょっとVTR尺の長い、いわゆる「企画もの」を作るようになったのは、夕方のニュースを担当するようになってから。
最初は、七ヶ浜町の長靴飛ばし大会や一人用の土鍋が売れているという話題ものでした。
取っ散らかった原稿ばかり出して、毎回頭が真っ白になっていた記憶があります。
過ぎてみれば、必要な経験だったと感じますが…。

他にも、牡蠣小屋の取材で周りが引くぐらいカキを食べてみたり、日本酒蔵の取材のあと、蔵元と飲みすぎて酔ってしまったり…と取材では色々やらかしていますが、総じて楽しい思い出が残っています。

ニュースだと、楽しめるものばかりではありませんが
これからもたくさん外に出て記憶に残るニュースを送り出していきたいです。

写真は、先日取材で上った女川町の石投山山頂から。
20年ぶりの登山では、前ももの筋肉痛になりました。

さて、今回のテーマはこれでおしまいです。
明日は下山くんから、新テーマでお送りします。

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