「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

走ること
金澤 聡
(2018/09/26)


先日、落ち葉が舞い始めた公園でダッシュしてみました。
縦の距離が約40mの公園で、その往復80mの距離を5本近く全力で走ってみました。

なぜ全力で走ったのか。
子供たちと競争したからです。
心のどこからか湧いてくる、『まだ息子には負けたくない』という思い。親としての沽券に関わると思い、必死に走りました。
80mのダッシュがこんなにも苦しいとは思いませんでした。

何とか勝つことができました。
勝った瞬間、自然とガッツポーズが出てしまいました。
それほど必死に走りました。
酸素を相当求めるほど息が上がりました。

子供たちは何度も『もう一回走ろう !!』と懇願してきます。そうやって5本くらい走りました。
足はパンパンになりました。加えて、具合が悪くなりました。

子供たちとの勝負には勝ちましたが、勝利の爽快感とは程遠い、どこか敗北感に似た疲労感に襲われました。

スポーツの秋、運動が必要だと痛切に感じています。

次は、高橋アナウンサーです。

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