「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

働きもの
佐藤 拓雄
(2018/11/20)


我が家の働きものが、このところ相次いで不調を訴えています。

台所の換気扇、IHクッキングヒーター、トイレ・・・などなど、毎日の生活を支えてくれている、家電や家の装備です。

換気扇は、しばらく前からどう考えても正常ではない音が出るようになり、ごまかしながら使っていましたが、とうとう交換することにしました。
思えば、入居以来使い続けてきたものですので、このへんが寿命のようです。20年以上、毎日本当によく働きました。

クッキングヒーターは、グリル部分に不調が。
数年前に交換したもののような気がしていましたが、調べてみると、10年は軽く超えていました。
毎日フル稼働で我が家の食卓を支える大切な働きもの。経年劣化はやむなしですが、寿命が近づいているのかもしれません。

トイレの故障は、ちょっと想定外でした。水を流すためのレバーが機能しなくなったのです。
これはその交換だけで済みましたが、トイレのレバーは一体毎日何回稼働しているのだろうと考えると、これも相当な働きものだったんだなあと感慨深いものが。

今年は、1月に電気温水器が故障して大変なことになりました。

我が家では、洗濯機も相当な稼働率で、寿命が来るのがかなり早いです。

困るのは、こうした働きものたちは、往々にして、ある日突然故障してしまうこと。
毎日、それなしでは生活がスムーズにいかない、というくらい依存しているだけに、一度故障すると大変です。

一日も休まず働かせているこちらも、もう少し丁寧にそれぞれの調子に耳を傾け手入れをすればいいのかもしれませんが、なかなか分からないというのが本音。

毎日の働きに感謝しなければいけないと思いつつ、次はどの働きものが不調を訴えてくるのか、冷や冷やしている今日この頃です。

【写真】先日、軽井沢で見つけたマジンガーZ。日々戦うマジンガーZも、ある意味、働きものかと。

明日は金澤アナウンサーです。

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