「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

宿題あれこれ
林 佳緒里
(2007/08/20)


懐かしいですね、「宿題」という響き。
宿題といえば今でも覚えているのが小学生の時の夏休みの自由研究です。

思い返すと
1年生・・・アサガオの観察
2年生・・・ヘチマの観察
3年生・・・蚕が繭になるまで
4年生・・・イナゴの観察
5年生・・・星空観察
6年生・・・リトマス試験紙の実験
こんな感じで、常に理科に関するものでした。
理科は何かしらの結果がでるので、宿題にはぴったりだったような。
とはいえ、この自由研究が原因であるものが苦手になってしまったものがあります。

苦手なもの"昆虫"、そのきっかけは"イナゴ"。

母と一緒に実家からちょっと離れた田んぼにイナゴを捕獲しに。その量はバケツ一杯。その後家に戻った母は、何を思ったのか私の部屋にそのバケツを。幼心にこのままだと・・・と心配していたら案の定、イナゴがバケツから飛び出し私の机の上に、床の上に、そしてベッドの上に。ここは田んぼではないんだぞ!と言いたいぐらいにイナゴが飛び回り、それはもう思い出したくもない光景でした。
私達は逃げるイナゴを捕獲。よし!全部捕獲完了!しかしその夜・・・。
私の枕元でゴソゴソと。捕まえきれなかった一匹が私の就寝を襲ったんです。その時ばかりは、小さなイナゴが大きな化け物に見えました。

それ以来、私は昆虫が苦手になりました。蛇でもたいていのものは大丈夫なのに~。
苦い思い出となった宿題でした。

次は板です!よろしくぅ!

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