「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

私の「あるある」話
金澤 聡
(2019/02/26)


童謡詩人・金子みすずさんの
『こだまでしょうか』という作品があります。

「遊ぼう」っていうと 「遊ぼう」っていう。
「ごめんね」っていうと 「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか、 いいえ、誰でも。 (※一部抜粋)

大人が子どもに尋ねると、子どもが素直に答えてくれる、
まさに、こだまのようにやりとりをしている姿を私は想像します。


先日、横浜の中華街に家族で行ってきました。

「美味しい中華が食べたいなあ」というと、
「食べたいなあ」と言います。
メニューをみながら「決まらない?」というと
「決まらない」と答えます。
実際に頼んだものが運ばれてきて「食べたくない?」と聞くと
「食べたくない!」と強めに返ってきます。
こだまでしょうか、いいえ、誰でも。
と思いたい親心です。

急にやりたくなくなることは、よくあることですよねっ!? うちだけかな(笑)
うちの子どもには強い意志がある証拠だと思い込んで向き合っています。
幻想でしょうか、いいえ、誰でも…。です、よね…。


今回のテーマ"私の「あるある」話"は私で終わりです。
次回から新たなテーマでスタートです!


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