「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

キュリオス
金澤 聡
(2019/05/06)


春の夜空に映えるキュリオスの仙台公演が行われる仮設テント、『ビッグトップ』
初日公演の夜。この景色から物語が始まっているようでした。

去年は取材でお台場のキュリオスの公演を見てきました。お台場のビッグトップの目の前には、大きなガンダムがあります。開演の1時間30分前に到着したので、オリジナルガンダムの大ファンの私はお台場のキュリオスを見る前に足がそっちに向かい軽く小一時間ほど道草、いや、周辺取材…。
十分満足した気分のまま、ビッグトップに入場。
しかし、目にしたキュリオスはガンダムで満足した気分など忘却の彼方へ押しやるほどの圧巻のエンターテインメントでした。
鍛え上げられた卓越した演技はもちろん圧倒的ですが、
それに加えて歌やダンスなどショー的な要素もふんだんに取り入れられていて、ストーリーもファンタジーに溢れ、映画を見ているかのような空間でした。
お台場公演を見終わった瞬間に、これは仙台の初日公演を家族と行こうと決心したほどです。

そして4月19日、早々に予約して購入したチケットを握りしめて家族4人で初日公演を見に行きました。初めて見た家族も、2度目の私も興奮と感動にどっぷりと浸かりました。

当然、我が家では、丸い缶と板でローラーボーラーごっこが始まるわけです。

キュリオスの公演はこの仙台公演で最後。
千秋楽にいきたいなあ、いけないかなあと逡巡する日々が続いています。

次は、牧アナウンサーです。

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