「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

夏休みに行きたい場所
佐藤 拓雄
(2019/07/23)


高校野球の季節がやってきました。

それを前に、先日、録画を引っ張り出して、去年の甲子園準々決勝をまた観てしまいました。
金足農業対近江。
9回裏逆転サヨナラ2ランスクイズのあの試合です。
100回大会の去年を象徴するような、また、「金農フィーバー」を決定的にしたあの試合です。
何度見ても興奮しますね。
去年の金農の試合は、全試合録画を永久保存です。

そして、今はまさに宮城大会真っただ中。
なかなか球場に足を運ぶことまではできませんが、結果は毎日気になって仕方ありません。

私自身は、スポ少や部活動などで本格的な野球をやっていたわけではありませんが、日々の遊びをはじめ、野球が常に身近だった世代です。
高校野球にも、「ドカベン」をはじめとする水島新司漫画を原体験に、子どもの頃から親しんできました。
そして、数年前に、「高校球児の親」というものを経験してから、それまで以上に、高校野球、甲子園への思いが強くなってしまいました。
兎にも角にも、夏は甲子園です。

しかし、ここで告白します。
こんなに好きなのに、私は、甲子園に行ったことが一度もありません・・・
毎年専らテレビ観戦。
観に行ったことはもちろん、取材で行ったこともないのです。
仙台放送も、甲子園には毎年取材班を出しますが、それも巡りあわせ上、回ってきませんでした。

そうは言っても、今の私に、夏の甲子園を観に行く時間はちょっと取れそうにありません。
仕事をリタイアして、「毎日が夏休み」になったら行きたい場所、それが夏の甲子園です。

【写真】は数年前、長男が高3の時の宮城大会開会式。この日は猛暑でした。


明日は、堤アナウンサーです。今年の夏は、社会人初の夏ですね。

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