「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

ショックだったこと
西ノ入 菜月
(2019/09/20)


ショックなことって、大抵"後悔"とセットではないでしょうか。
〇〇していれば。時間を戻したい、、、。など。

私は後悔することがとても苦手です。

反省をしないということではなく、自分の性格的に、一度後悔すると際限なくとことん後悔して、もう戻せない過去に捉われすぎてしまうからです。

どんなに後悔しても結局時間は戻せないし、その失敗から何か得られるものはないかを死に物狂いで探し、同じ失敗をしないように"学び"や"教訓"を得ることがとても大切なのではと思います。
失敗を次の成功の種にしていきたいですよね。

、、、と、こんなことを語って自分に言い聞かせているのは理由があるからです。

つい最近、ふと思い立って山形で有名なラーメン屋さんへ電車を使って行ったのですが、乗り慣れない電車だったため、結局目的地へ着いたのは家を出てから4時間後(笑)

我ながら、よく心折れずにこんな時間をかけてきたなと思いました。
さあお腹すいた!と、いざお店に入ったら、お店の方からショックすぎる一言。

「ラーメン終わりましたよ。」

、、、何ですって、、、?そんな、、嘘だと言ってくれませんか、、、
完全ノックアウト。試合終了です。

頭の中はまっ白。
お店の前にあったベンチに腰掛け、目をつぶり状況の整理をする私は、「あしたのジョー」の名シーン、あのリングで腰掛けている体勢とほぼ一緒、、、

まさに、「燃えたよ…。まっ白に…。燃え尽きた…。まっ白な灰に…。」状態です。
(そのシーンのセリフです)

電車を乗り違えなければ、、ラーメンまだありますか?と一言お店に電話していれば、、、
後悔ばかりが頭をよぎります。いかんいかん、このままだと後悔の沼にはまってしまう。
立つんだジョー、、。

何もせずに帰るわけにはいかないと思い、とにかく近くのラーメン屋さんへ、、。

次からは車で行こう、そして人気店は開店と同時に行くこと。
ラーメンをすすりながら、大きな学びが得られた一日だったと締めくくりました。

写真は、スポルたん!NEOの「ネオフィットネス」のコーナーでフィットネスを教えてくださっているスポーツインストラクター石井映治郎さんとの一枚です!
それこそ、毎回ロケの後は燃え尽きて「あしたのジョー」状態です。笑


お次は飯田アナウンサーです!

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