「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

祖父母の思い出

(2007/08/29)


梅子さんからバトンを渡されまして…そうそう朝ごはんエピソードがあるのですよ。
父方の祖父母とは東京の実家でずっと同居していました。ですから祖父母との交流は毎日ありましたよ。

祖父は、宮城県出身の東北大学卒業生。電気通信を研究していたようで、私が小さい頃自宅にあった研究スペースで実験したり、資料整理をしていた姿が記憶にあります。とにかく学ぶことが大好きな祖父。今でも「学会があるから」といって出かけたり、大学へ講義を聴きに行くようです。

祖母も宮城県出身。広瀬川がすぐ近くにある、という所で生まれ育ったといいます。ハイカラな家だったらしく「小さい頃食べたおやつは?」と聞いたら「メロンパンを食べたことがある」と話していて驚きました…。

さて祖父母の思い出といえば、お泊り。どこかへ旅行に行くのではなく、両親と兄と私は2階に住んでいて、時々1階に住む祖父母の部屋に泊まりに行きました。幼稚園児の私は、同じ我が家なのに寝る場所が変わるだけで新鮮な気持ちでした。でも、実は祖父母と一緒に寝るのは緊張して熟睡できなかった思い出があります。
食事も祖母の細かい注意(食べ方のしつけ)がちょっと怖くて緊張しっぱなしでした。ではなぜお泊りに行くのか?

祖父母の朝食は洋食で、パンにヨーグルト、ジュースがありました。一方、普段の私の朝食は和食が中心。子供ながらに洋食が珍しかったのでしょうね。パンにジャムを塗る、という祖母の仕草がスタイリッシュに見えましたもの。今でも2人は、毎朝洋食を食べて元気に暮らしています。
「和食から洋食まで、まんべんなく食べる」
これが2人の元気の秘訣のようです♪

さてお次は金澤アナ。おばあちゃんっ子だったそうですよ。

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