「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
七五三
金澤 聡
(2019/11/20)
うちは息子が二人。ふたりとも小学生。七五三を迎えたとき、スタジオで写真を撮りました。定番の手に刀を持って撮影しました。
すると、『兜を被りたい!』『鎧を着たい』と言い始める訳です。
さすがに端午の節句でもないので、何とかなだめて、 "The七五三" という写真を撮ったのを覚えています。
あれから下の子は3年がたち、いまでは、海で鎧をまとっているカニやエビといった甲殻類を食すのが大好きになりました。無類の甲殻類好きです。
そんな下の息子を連れて、先日、会社の有志の方が催してくれた釣り大会と芋煮会に参加しました。
私と息子は塩釜の漁港の岸壁で釣りと芋煮を楽しませてもらいました。そこで、会社の後輩が見事シャコエビを釣りあげました。甲殻類好きの息子は大興奮です。
さっそく七輪で火をおこし、息子が率先してシャコエビを焼いて、率先して食べていました。「最高に美味しい」と笑みをこぼし、会社の後輩に感謝していました。
こうやって父親と一緒に遊びに行ってくれるのはいつまでなのだろうかと、成長していく息子を見ながら思う休日。まさか、こんなにエビやカニが好きになるとは思いませんでしたが…。
将来は「お寿司屋さんを経営したい」とポロっと息子は言っていましたが、『経営かいっ!』と心の中で突っ込む父親なのでありました。
次は、高橋アナウンサーです。