「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

「私、〇〇マニア?です。」
堤 勇高
(2019/11/06)


もう過去の話ではありますが……

ヒーローものの「ニセ○○」マニアでした。

「ニセウルトラマン」や「ニセ○○レンジャー」、「ニセ仮面ライダー」などなど見た目はそのヒーローにそっくりな敵キャラのことです。例えばウルトラマン。ニセウルトラマンは、怪獣なのに見た目はウルトラマンそっくり。
大昔に「ウルトラマンランド」というテーマパークに行ったときもニセウルトラマンの限定フィギュアを買ってもらったほどには「ニセ」が好きでした。

ヒーローものの中でも「ニセ○○」の登場頻度が高いウルトラマンシリーズ。私が今まで見たウルトラマン作品の中では、何話目かで必ずと言っていいほど偽物が登場していました。
ウルトラマンシリーズを見たいなあとレンタルビデオ店に行った際、結局前後の巻を飛ばして偽物の登場回だけを借りることもしばしば。

そもそも「ニセ○○」は敵の1つに過ぎないのですが、なぜそこまで過去の私が偽物に惹かれていたのか、その理由は「デザイン」です。
本物にそっくりだけど、目が鋭い。
本物にそっくりだけど、ところどころ色が違う。
本物にそっくりだけど、模様がギザギザしている。
そういった微妙なデザインの違いを、本物と比較するのがとても楽しかったようです。

そういえば、ヒーローものを見なくなってしばらく経ちましたが、先日「デザイン比較」好きの自分が顔をのぞかせる瞬間がありました。新紙幣のデザイン発表です。紙幣に描かれる人物についてが最も盛り上がった部分でしたが、自分としては数字や文字のデザインや色の違いにばかり目が行っていました。

三つ子の魂百までということでしょうか。

写真は9月に福島でとった牛の写真です。これは本物の牛です(笑)
雲一つない空の下、のんびりゆ~っくりと歩いていました。

続いては、飯田アナウンサーです。

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