「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

寒さあれこれ
佐藤 拓雄
(2020/02/17)


先日、家の近くで霜柱を見つけました【写真】

暖冬の今年ですが、霜柱を見て、そういえば、と思ったことがあります。

私が仙台に初めて来たのは、1989年2月のこと。
大学受験のためです。
初めて降り立った仙台駅のペデストリアンデッキで、まず思ったのが、「風が痛い」ということ。
寒い、というよりも、刺すように痛い、という感覚でした。
やっぱり東北なんだなあ、という思いと、この感覚が意外と心地よい、と感じたことも覚えています。

そんな仙台に住んで、31年。
そういえば、いつの頃からか、「風が痛い」という感覚をほとんど感じなくなったと思うのです。

温暖化だからなのか、それとも、単に私が「寒冷地仕様」になったからなのか。
変わったのは、地球なのか私なのか、という大きいのか小さいのか分からない話になってしまいましたが、私の感じる寒さは、31年前とは、ちょっと違っています。

とは言え、家にいるときは、家族の中でも寒がりと言われてしまう私です。
中途半端に東北の人なのでしょうか・・・


明日は、寺田さんです。あれ?前回と同じだ。

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