「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
出会い
寺田 早輪子
(2020/04/09)
「アナウンサーになりたい!」と思い始めたのは、小学5年生の頃でした。
国語の授業中に、教科書をみんなの前で音読した時、
先生に、「あなた、本読みがうまいわね!アナウンサーみたい!」と声をかけていただき、
その日から、『アナウンサー』という職業を意識するようになりました。
実際にアナウンサーになるまでは「文章を読んで伝えること」が、アナウンサーの仕事だと思っていました。
でも、違うのです。
今回のテーマは『出会い』。
まさに、アナウンサーの仕事は、この『出会い』から始まるものだと感じています。
人に出会って、お話をうかがって、その思いを、話して伝える。
「アナウンサー」と呼ばれるようになって、歩んできたこの21年は、
『出会い』によって言葉を紡いできた、そんな毎日でした。
新人の頃はたどたどしい私を、中継で伺った先の皆様の方が心配してくれて、
「もう一回、リハーサルする?」などと声をかけてくださったこともありました。
これまで私にお話を聞かせてくださった皆様、本当に本当にありがとうございます!
これからも、『出会い』を大切に。その声を伝えていきたいです。
☆写真は…
携帯の画像を整理していたら、見つけました。
今年のお正月に家族で遊んだ「手作り福笑い」(^^)
アナ・ログ、続いては高橋咲良アナウンサーです。