「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
図書館にまつわる話
寺田 早輪子
(2020/05/26)
息子が通う小学校では、保護者の皆さん、地域の皆さん、児童館の職員の皆さんなどが、絵本の読み聞かせボランティアをしています。
私も昨年度から参加させてもらっています。
小学校の図書館で本を探すこともあるのですが、
1年生と2年生では、興味を持ってもらえる本が微妙に異なったり、
4年生にはウケるけど、低学年にはそうでもなく…、
低学年は爆笑だけれど、4年生にはイマイチ…などということもあります。
困ったときには図書館で、他のボランティアの皆さんに本選びのアドバイスをいただくこともあります。
「家の中でキリンやゴリラを飼う方法を真剣に解説した絵本」、
「滑り台がアップルパイになっちゃう絵本」、
「リンゴの中が精密機械だったら…、と本気で想像する絵本」…などなど、
私の子供の頃にはなかった新しい感覚の絵本に出会うと、心の底から豊かな感情を味わうことができます。
人との出会いと、絵本との出会い…、そして、子供たちの笑顔。
短い時間ではありますが、学校の図書館で過ごす朝のひとときは私にとって本当に貴重な時間です。
☆写真は…、『かまぼこを切って、お手伝い』
今回の『図書館にまつわる話』は、私がアンカーでした。
続いてのお題は『歯の話』。トップバッターは、佐藤拓雄アナウンサーです。