「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
不思議な話
金澤 聡
(2020/06/12)
『褒めれば伸びる』
パワハラ含め働き方改革で仕事や会社の人間関係についての意識が大きく変化している昨今。今後はさらに新型コロナウイルスの影響でオンライン化され在宅勤務が常態化する様相を呈している現在。環境変化が起きて、上司が無理して優しく接してこようが、リモートであろうが、だれでも褒められればうれしいものです。
それは人間界に関わらず、自然界全体に言えることなのかもしれません。
我が家で実験中です。
トマトの種を二つの鉢に蒔きました。ひとつは『幸せの鉢』、もう一つは『悲しみの鉢』と名付けました。
そうです、トマトも褒めれば豊かな実を付けてくれるのではないかという実験です。日照状況や水の量など全く同じ条件で二鉢を育てています。違うのは、『幸せの鉢』にはこれでもかというくらい愛情たっぷりに褒めて褒めて褒めまくります。
『悲しみの鉢』には、苛烈なまでに厳しい言葉を浴びせます。
※酷いことをしているのは重々承知の上で実験のためやっているわけでして…えー、はい…。
さて、子葉から葉が出始めた頃から、成長に差が出始めました。写真左が『幸せの鉢』、写真右が『悲しみの鉢』です。間引きなど一切しておりません。不思議なくらい成長に差が出ました。
果たしてどんな実がなるのか、実験は続きます。
次は梅島アナウンサーです。