「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

不思議な話
飯田 菜奈
(2020/06/11)


今日からは新テーマです。お題は『不思議な話』です。

アナウンサーの就職活動を本格的に始めようとしていた、大学3年生の夏、就職活動前の最後の旅行先に選んだのが東北でした。両親と一緒に、東京から新幹線に乗り、まず降り立ったのが、仙台。

初めて訪れた仙台は、ちょうど「七夕まつり」の期間中。駅を出てアーケードに向かうと、ずら~っと大きな吹き流しが飾られていて、その豪華さ、華やかさ、賑わい…初めて体験する全てに衝撃を受けたことを覚えています。
たくさん写真を撮って、藤崎やエスパルでショッピングをして…笑
1日しか滞在せずに次の場所へ移動してしまいましたが、限られた時間の中で目一杯仙台を満喫しました !!

そのおよそ半年後に仙台放送から内定をもらい、仙台でアナウンサーをさせてもらうことになるとは、当時の私は全く想像していませんでした。
ただ、振り返ってみると、あまりに自然な流れで旅行先に仙台を選んでいて、なんだか、導かれるように仙台に来ていたな…
仙台・宮城とは不思議な縁があったのかな…と思います。
そのご縁に感謝です。

今年は仙台七夕まつりの中止が発表され、寂しい気持ちはありますが、毎年夏になると、初めて仙台に来た日のことを思い出します。

☆写真☆
先週のあらかしで紹介した『アマビエどら焼き(生どら)』と『アマビエさすり』です。
疫病の流行を予言し、自らの姿を描き写して人々に見せるよう話したと伝えられる、妖怪「アマビエ」。新型コロナウィルスの終息を願って、アマビエが描かれたお菓子や工芸品が登場し、話題を集めていますね。
アマビエ自身も、とても愛らしい姿でこのような形で現代によみがえることになるとは、不思議に思っているでしょう…笑
不思議 !? ではなく、確かなご利益を、期待したいところです。

お次は、金澤アナウンサーです。

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