「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
涙のお話
梅島 三環子
(2020/06/30)
よく泣くタイプではありませんが、最近人情モノに弱くなってきました。昔なら、絶対泣かない場面でも泣ける自分に自分で驚いています。
振り返れば、小さい頃は怖くて泣くことが多かったですね。
雷が怖い、苦手な鳥が怖い、そして何より、お母さんが怖い(笑)
大学のころは、切なくて泣くことがありました。
初めての一人暮らし。静岡では見ない雪を初めて東京で見た時、こんな遠い町で私は独りぼっちなんだと思って泣いた記憶があります。
今思えば、これで泣いたこと自体が笑い話です。
社会人になったら、悔しくて泣くことがありました。
若いころですよ!
私にも、そんな時代があったのです。
自分の置かれている立場によって、涙のツボは変わるのだなぁと今回は振り返ってみました。
写真は、毎度のお通しシリーズ。
携帯で撮ってみますが、なぜか作ろうという発想にはいたっていません(笑)
明日は、金澤さんの涙ばなしです。