「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
リモート○○
佐藤 拓雄
(2020/07/15)
【写真】羽化したカブトムシたちをそれぞれ写真に撮って並べてみたら、なんだか、リモート会議の画面みたいになってしまいました笑
リモート会議は、すっかり定着した感があり、仙台放送でも様々な場面で利用されています。
ただ、その言い方、となると色々です。
「リモート会議」「オンライン会議」「WEB会議」「テレビ会議」「ビデオ会議」・・・過渡期でしょうし、どんな言い方をしてもある程度通じてしまうので、実際上の支障はあまりないのでしょうが、今後どれが言葉として残っていくのでしょうね。
リモートと言えば、長男と長女は、それぞれの大学が、前期はすべてリモート授業になってしまいました。これも、言い方は大学によって違い、やっていることはほぼ同じだと思うのですが、長男の大学は「オンライン授業」、長女の大学は「遠隔授業」。
それはともかく、大学のリモート授業というのは、致し方ない苦肉の策とはいえ、なんとも歯がゆい感じがします。
特に長女の場合は、今年入学ですので、大学のキャンパスには入試の時しか行ったことがありません。
確かに、授業を行い、学生の学びを確保することは大切ですし、大学側も知恵を絞りながら、この状況の中でできることを最大限やっているのはよく分かります。それに、そもそもの原因はコロナであって、大学にも学生にも、原因も責任もありません。
とはいえ、大学というのは、それだけの場ではないわけで。
新しい友人との出会い、遊び、サークル活動、アルバイト等々、自分の大学時代を思い出すだけでも、大学生活は、授業とそれ以外の広がりで構成されていました。
そうした全てをひっくるめて、「大学生活」なのであり、そのどれか一つがあればよい、ということではないんだよなあ、と私は思います。・・・言っても仕方ないことで、コロナ収束を願うしかないんですけどね。
全然関係ありませんが、小5の次男が、休校期間中から毎日遊んでいる「あつまれどうぶつの森」のテーマ曲のリモート収録演奏の動画を見せてくれました。ゲーム機に配信されたとのこと。これがすごーく良かったです。毎日聴きたいくらい。
明日は、飯田アナウンサーのリモート○○です。