「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
秋ですから
西ノ入 菜月
(2020/10/13)
先日、秋めいた夕日を激写しました。
なんて綺麗なんでしょう…
さて、私は毎年この時期になると、アナ・ログで、「食欲の秋 !!!!!!」「お腹いっぱい宮城の旬のご飯を食べたい !!!!!」と、食い意地の張った文章を書き綴っているのですが、今年は少し趣向を変えて…
「読書」の秋にしたいと思います。
皆さんは読書しますか?
映画を見ることも好きですが、映像だと物語の世界観がその景色のみに限定されてしまいますよね。でも、本は自分の想像次第でその物語の世界観のイメージを広げられるため、私は昔から小説を読むことが大好きです。本のページをめくるときの音も好きです。笑
社会人になってからも多くの本を読んできました。「読書が好きで~」という話を、同じく読書好きの映像編集さんやメイクさんにしてからはたくさんの本を貸していただくことが多く、ここ1年くらいは休みの日に借りた本を読破して、感想を言い合うのが楽しみになっています。
これまで読んだ小説の中で面白かったなと思う本は数えきれないほどありますが、その中でも印象的だった本があります。
(1)「コンビニ人間」
著:村田沙耶香さん
(2016年 第155回芥川賞受賞作品。内容はもちろん面白いですが著者の情景描写力が半端ないです。)
(2)「噂」
著:萩原浩さん
(2006年 最後の一行に絶句します。夢中になって読みました。面白かったです。)
(3)「友罪」
著:薬丸岳さん
(2013年 涙なしには読めません。映画化もされています)
(4)「愚行録」
著:貫井徳郎さん
(2006年 第135回直木賞候補作品。人間の怖さの境地。映画化もされてます)
(5)「あなたの人生片付けます」
著:垣谷美雨さん
(2013年 気持ちがスカッとします。最後のエピソードは涙が止まりません。)
書店などで見かけたらぜひ手に取ってみてください(*^^)
今年もたくさんの本を読んで、実りの秋にしたいと思います !!
あすは伊藤アナです。