「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

再利用しています
佐藤 拓雄
(2020/10/30)


【写真】「再利用」とは全く関係ありませんが、白い「萩の月」です。正確には「萩の調(しらべ)煌(こう)ホワイト」というようです。
東京駅限定の販売で、宮城県民なのに、宮城を代表するお菓子なのに、宮城では買えません。しかも、東京駅では行列ができてなかなか買えないとか。そうなるととても食べたくなります。
先日、長女が運よく買ってきてくれて、ようやく食べることができました。
味は・・・食べてのお楽しみ。ここにはあえて書きません。

さて、本題。

今年、まさかの再利用をしたのは、マスクです。

2月から5月頃にかけてのマスク不足の際は、買い置きが減っていく中で、それまで使い捨ててきた不織布マスクさえも、簡単に捨てるわけにはいかないと、試しに洗ってみることにしました。
スーツを自宅で洗える愛用の洗剤ならば、不織布マスクだって洗えるのでは?と考え、実験してみると、これがなかなかいい感じ。
洗った不織布マスクは、効果は大幅に減っているのかもしれませんが、何回かは普通に使えましたし、ちょっとくたびれてきても、夜寝る時の喉の乾燥防止用などに再利用できました。
上手く洗えたことに満足する一方で、背に腹は代えられない状況とはいえ、使い捨ての不織布マスクを洗濯するようになるとは・・・となんだか気持ちが貧しくなるような、トホホな感覚も抱きました。

その後、ポリウレタンマスクや、旧来の布マスクとは違う、高性能のフィルター機能をもつ布マスクが手に入るようになり、毎日洗濯して繰り返し使っています。これは本来的に洗って再利用が前提のものなので、みすぼらしい気持ちにはなりません。

マスクを実験的に洗い始めたのが私だったことから、そのまま、私が「マスク洗い担当」になってしまい、毎晩のルーティンワークに。
家族全員のマスクを洗って干さないと寝られない毎日ですが、皆が毎朝きれいなマスクで出かけられることは、なんとなく気持ちの良いものです。

続いては西ノ入アナウンサーです。何を再利用しているのでしょうか。

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