「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
幼い頃に憧れた職業
飯田 菜奈
(2020/11/30)
幼い頃に憧れた職業、というより、幼い頃からずっと憧れていた職業があります。
キャビンアテンダント。
人生初の海外旅行は小学校1年生の時。行き先はオーストラリア、カンタス航空に乗って日本を出発しました。人生初の長時間フライト、人生初の海外の飛行機、人生初の機内食、人生初!飛行機の中で夜を明かす…!!
初めて尽くしでドキドキドキドキ…しながらも、興奮していた私は(笑)折り紙で"カンガルー"と"コアラ"を折って、金髪長身のキャビンアテンダントの女性に、プレゼント!
(カタコトの英語でなかなかアグレッシブだったなぁと思います、笑)
そしたらとても喜んでくださり、
「プレゼントをくれたから、お礼にコックピットを見せてあげるわ!」と、操縦席へ案内してくださったのです !!
操縦席に入ると、操縦士と副操縦士の男性が、私を見てにこっと微笑んでくださり、これまた、感動 !!!!!
たくさんのお客さんを乗せて空を飛ぶ大きな機体を操っているのは、いろんな色のボタンがたくさんある、この空間なんだ !! と胸が高まったことを覚えています。飛行機写真のポストカードも、数枚プレゼントしてくれました。
飛行機の中は、何て楽しいことがいっぱいなんだ!と、初めての飛行機搭乗で特別な体験をさせてもらった私は、それ以来、飛行機が大好きに。仕事としても、飛行機に乗っていろんな場所に行けたら毎日心躍るなぁ…と思い、就職活動中も会社説明会などに行きました、実は。
(某航空会社のスカーフをお借りして写真を撮らせてもらった時はテンションが上がりました…!!! 笑)
突き詰めていった結果、私が本当になりたいのはアナウンサーだと気づき、飛行機に乗るのは休みの日のお楽しみにとっておくことに。結果、アナウンサーとして12年、楽しくお仕事させていただけて幸せな毎日ですが、心のどこかに憧れはあります…笑
☆写真☆
会社近くの公園の紅葉、とても奇麗に色づいています!
お次は西ノ入アナです!