「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
2021年コレが気になる
佐藤 拓雄
(2021/01/15)
今年も、仙台放送アナウンス部をよろしくお願いいたします。
今年こそは、誰にとっても良い年になることを祈るばかりです。
2021年も、気になるのは、新型コロナウイルスの状況です。年が明けても、一向に収束しませんが、これは誰にとっても同じことなので、あえてここでは書かず、別の話にします。
このアナ・ログで何度か書いていますが、仙台在住の作家・伊坂幸太郎さんの小説が大好きです。
去年、新刊を読み終えたあとに、なんとなくチェックしてみたら、全作品を読んでしまっていました。
私は、読んだ本は、スマホアプリに登録して「足し算」式に管理しているのですが、読んでいない本のリストは作っていません。本屋や図書館で出会った順番に、脈絡なく読んできたのですが、伊坂作品に関しては、どうもこのところ既に読んだものにしか出会わなくなったので、点検してみたらそういうことになっていたのです。
伊坂さんの作品は、とにかくハズレがありません。一度もがっかりしたことがないのです。「※あくまで個人の感想です」が、全部読んだ私の実感ですので、少しは説得力ありますか?
もちろん好みはあると思いますが、全作品がおススメです。ですので、これがおススメ、ということは言いません、あえて。
ともかく、新たに読むべき伊坂作品がなくなってしまった、これは私にとって大変な事態です。
なにしろ、あのワクワク、そして、やられた!を、新たに感じることができないのですから。
仕方がないので、2周り目に入りました。
それでも十分面白く、発見もありますし、ストーリーを忘れているものもあったりしますが、やはり、新作を読みたい!
・・・と言いつつ雑誌掲載まではチェックせず、単行本オンリーの読者ですが、2021年、伊坂幸太郎さんの新作がいつ出るのか、気になります。
【写真】は、小5の次男が気になっている、というよりはハマっている某漫画の、呪いの物体・・・タネを明かせば、次男が、拾ってきた木の枝をそれらしく箱に入れたものですが、確かに、それっぽい(笑)分かる方には分かりますよね?
続いては、西ノ入アナウンサーです。