「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

私の苗字は・・・
佐藤 拓雄
(2021/02/04)


今日から新しいお題です。
今回は、堤アナウンサーの発案で、「私の苗字は・・・」。

堤アナウンサー曰く、「2月13日は「苗字の日」。明治8年に国民全員が姓を名乗ることが義務付けられた日だそうです。皆さんの苗字の「あるある」や成り立ちなど、苗字について様々に語っていただければと思います。」

そのトップバッターが、日本で一番ありふれた名字の私です(笑)
いや、ありふれた、というとネガティブですので、「日本一多い」としましょう。

考えてみれば、人生で「日本一」などという称号を受けることはまずないわけですから、苗字だけでも日本一というのも悪くないかもしれません。

そんな「佐藤」ですので、幼稚園から小中高大学、そして現在に至るまで、どのコミュニティーでも、ほぼ複数「佐藤」姓がいるのが常です。ですから、まず苗字で呼ばれない、というのが一番の「あるある」でしょうか。

私の場合、「拓雄」「拓雄くん」「拓雄さん」「拓ちゃん」あたりが定番。
多くの場合、他に佐藤姓がいなくても、下の名前で呼ばれます。
そんな人生ですから、「佐藤さん」「佐藤君」と呼ばれる場合は、どことなくそう呼ぶ人と私の間に距離を感じてしまいますが、それは私の勝手というものでしょうね。

ところで、苗字と言えば、選択的夫婦別姓制度。
そうしたい人がそうする、という「選択的」な制度なのですから、それほど難しいことではないと思うのですが、どうして進まないんでしょうね。
私は夫婦で佐藤ですし、制度があっても夫婦別姓を選ぶかどうかは分かりませんが、少なくともそういう希望がある人たちが制度上そうできないというのは、よいことではないと私は思っています。

【写真】は、仙台放送から見えた泉ヶ岳。あまりにきれいに見えたので撮りました。クレーンを撮りたかったわけではなく、しかも、肉眼の方がもっときれいに見えたのですが・・・(苦笑)

明日は、「金澤」アナウンサーのお話です。

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