「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
鍋のお話
堤 勇高
(2021/02/22)
今日から新しいお題「鍋の話」です。
今年の冬はよく雪も降り、暖冬だった去年より一層鍋が美味しい年かもしれません。
「宮城」「鍋料理」といえば、芋煮とせり鍋が代表的ではないでしょうか。
宮城に来て丸2年が経ちました。
この2年でせり鍋は何度かいただきました。それまではなかなか馴染みのない食材で、最初に食べるときは正直勇気が必要でしたが、食べてみると苦みも青臭さもそれほどなく、食わず嫌いをしなくてよかったと感動したのをおぼえています。
一方で、まだ芋煮の経験がありません。友達との間で何度か話は上がったのですが開催まで至りませんでした。そしてあれよあれよという間に1年目の芋煮シーズンが終わり、2年目は新型コロナウイルスが蔓延。芋煮と縁遠い日々を送っています。
一人分の材料で、家の小さな鍋で作ってみようとも考えましたが、それは果たして「芋煮」と言えるのか?と思い、踏みとどまりました。というのも、宮城生まれの友人から「夏のバーベキューと同じ感覚」だと聞きました。みんなで集まってワイワイすることが醍醐味の一つということで、みんなで集まれるようになるまで楽しみはとっておこうと思います。
写真は大崎八幡宮「どんと祭」当日の朝の写真です。芋煮と同じく、季節の風物詩ですね。赤の提灯と石段の手すりが鮮やかでした。
今年はやはり例年とは違うどんと祭となりましたが、御神火は例年と同じく、勢いよく燃えていました。
次は寺田アナウンサーです。