「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

アナウンサーを目指したきっかけ
堤 勇高
(2021/08/02)


幼い頃から本当に喋るのが好きでした。
声も大きく、よく「静かにしろ」と怒られていました。

それがこのアナウンサーという職業に直接つながっているかと言えば、そうとも言えません。

アナウンサーという職業を意識し始めたのは小学生の頃です。
サッカーを習っていた私は、練習試合の時によく「実況ごっこ」をしていました。

テレビ中継で聴いた雰囲気を頼りに、「それっぽい」しゃべりで実況の真似をすると、たいていまわりにいる友達は褒めてくれるか、笑うか、いずれにしろ何かしらのリアクションをしてくれました。
そのごっこ遊びから少しずつアナウンサーに対する憧れを抱きました。

ですので私がアナウンサーを目指した最初のきっかけは、「……について伝えたい」や「視聴者の皆さんを笑顔にしたい」といった高尚なものではありません。
(当然その後大人になる過程でより多くの「目指す理由」が生まれました。)

ただ、その小学生時代に抱いた思いを中学、高校、大学と持ち続けられたのは少しだけ誇れる部分なのかなと思います。
もちろん早く目指し始めたから、長く目指し続けたから偉いというわけではありませんが……

写真は利府町の宮城スタジアムにあるオリンピックのモニュメントと五輪マークの花です。
スマホでズームしてしまったので画質が良くないのが残念……
取材に行った7月初旬、会場では準備があわただしく行われていました。

次は飯田アナウンサーです。


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