「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

8月8日はお米の日
下山 由城
(2021/08/13)


酒米って何種類くらい知っていますか?

日本酒に興味を持つ入り口の1つとして、米の品種に着目するのはおすすめです。私たちが日常的に食べているお米は「食用米」です。日本酒に使うお米は「酒造好適米」と言います。

酒造好適米は120を超える品種が作られているそうです。

●山田錦
●五百万石
●美山錦

この3品種が全国で作られている酒造好適米の約7割を占めます。日本酒を飲まない人でも山田錦は何となく馴染みがあるのではないでしょうか。他にも、日本最古の原生種である「雄町」は、居酒屋でも目にする機会があるかもしれません。私は「愛山」や「八反錦」の日本酒があったら、とりあえず飲んでみたくなります!

宮城県もいろんな酒米を作っています!
例えば「吟のいろは」は、2020年に誕生した新品種。宮城県では「蔵の華」以来、約23年振りとなる新種の酒造好適米だったそうです。ちなみに、「ササニシキ」などの食用米を使用した日本酒造りを推進している珍しい県でもあります。(食用米でも日本酒を作ることはもちろん可能です。)

写真は群馬・町田酒造と三重・而今の、酒米「雄町」を使った純米吟醸酒です。
同じお米を使っていても、酒蔵の使う酵母や技術などによって、全然味は違ってきます。ですから、「このお米だから、絶対に好みの味!」ともならないのが面白いところです。同じ品種のお酒を飲み比べてみるのも楽しいですよ!この2つは、どちらもめちゃくちゃ美味しかったので、すぐ空けたことは覚えています(笑)


お次は寺田アナウンサーです!

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