「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
オンライン
西ノ入 菜月
(2021/10/01)
先日、仙台市内の小学校で、児童の皆さんに夢を持つことのすばらしさを伝える「夢教室」という授業の講師をしてきました。
6年生の皆さんに、アナウンサーを目指した理由、将来の夢の見つけ方などなど、私なりの思いを込めて全力でお伝えしてきました。
一番伝えたかったのは、
「夢を追う中で"楽な道と険しい道があったら、険しい道を選択する"。苦しいときこそ、諦めずに努力し続けたら成長のチャンスがある!」
ということです。
自分自身の経験も交えながら、少しでも興味を持って聞いてもらえるように話しました。
ただ、写真にあるように、講演の形式は「オンライン」。感染症予防のため学年全体が集まって講演を行うのは難しいということで、このようにパソコンの画面に向かって話をし、児童の皆さんは各教室のテレビ画面に中継された私の話を聞いていただくという流れでした。教育現場にコロナ禍の影響が大きく表れている現状を目の当たりにしました。
そんな中でも、最後の質疑応答の時のみ、私が各クラスを回って皆さんと対面で少しだけお話しすることが出来たんです!(右下の写真がその様子です)
やっと児童の皆さんの顔を見ることが出来て、非常に嬉しかったです(*^^)
その時驚いたのは、子どもたちからたくさん質問の手が上がったこと。
「どんな時にやりがいを感じますか?」
「一番つらいことは何ですか?どう乗り越えているのですか?」
「お仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?」
「夢がかなってアナウンサーになりましたが、次の夢は何ですか?」
などなど、、、、
6年生とは思えないほどしっかりとした質問で、とても頼もしく感じましたし、純粋に私の話をしっかり聞いていてくれたからこそ、こんなに質問をしてくれているんだなと思うと、もう目頭が熱くなるほどの嬉しさでした…。
なんて素晴らしいのでしょうか…。
しかし、
「何でも良いので、早口言葉を言ってください」
と、質問?をいただいた時はさすがに冷や汗が吹き出ました…
なにはともあれ、児童の皆さんにとって、何か少しでも心に残る話が出来ていればとても嬉しいです(*^^)
貴重な機会をいただきありがとうございました!
お次は牧アナです!