「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
お菓子
梅島 三環子
(2021/09/17)
お菓子作りをしているお母さんって、優しそうでいいですよね。
子供の時から、クッキーやケーキを作る友達のお母さんを見て憧れていましたが、憧れていたはずなのにそういうお母さんにはなれませんでした。
心の栄養より、最低限必要な栄養を。
日々の食事を作るだけで精いっぱいです。
とは言え、作ると言っても大したものは作っていません。お陰でというのか、マグロとカツオとイカの刺身を好みご飯より冷ややっこを欲しがるという居酒屋が似合いそうな感じに息子は成長しています。私と食の好みが合うので助かります。
お菓子も私があまり食べないせいか、ケーキは誕生日とクリスマスの年に2回だけ食べるものという昭和の子供のような発想が刷り込まれてしまいました。歯がないころから、おやつ代わりに竹輪を歯茎で食べていた記憶も懐かしく思い返されます。
しかし最近では、家以外の場所でお菓子に出会う機会が多くいい刺激になっているようです。家以外の場所に楽しみがあるというのも、いいことなんじゃないでしょうか。
ということにして、今回のアナログは締めたいと思います。
写真は、携帯に残っていた夏っぽいもの。
これしかないというのも何だかなぁと思いつつ…。
明日は、高橋さんです。