「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

卒業あれこれ
佐藤 拓雄
(2022/03/04)


我が家では、今年、次男が小学校を卒業、長男が大学を卒業します。
どちらも親として感慨深く、どちらの卒業式にも出席したい気持ちはありますが、長男の大学の卒業式は、コロナ対策で、保護者の来場はNGに。
当の長男は、「大学の卒業式に親は来なくてもいいでしょう」と斜に構えたようなことを言います。
「親の心子知らず」とはよく言ったものです。
そう言えば、私自身の大学の卒業式に母がわざわざ来ましたが、私自身も「別に来なくてもいいのに」と思っていました。やはり、親の心子知らず。結局同じことを繰り返しているのですね・・・(苦笑)

その長男の小学校の卒業式は、2011年。東日本大震災の直後でした。
小学校の体育館が避難所になったため、卒業式が延期になり、確か10日以上遅れて、時間を短縮した卒業式が行われました。
【写真】はその時のもの。体育館ではない、校舎内の広場のようなところで(もちろん室内ですが)、どことなく「間に合わせ感」がありますが、先生方の思いも感じます。

一方、次男の小学校の卒業式は、今のところ親の出席も可で、挙行される見通しですが、コロナ感染増加で、式の練習はもちろん、合唱の練習もできなくなっているとのこと。
仮に今後感染がさらに増えた場合、親の出席不可とか、卒業式そのものが中止、ということもありはしないか、などと少々気を揉んでいます。

奇しくも、長男も次男も、小学校の卒業式がイレギュラーな状況下となり、いつも通り・例年通り、ということは当たり前ではない、と感じますが、我が子の節目で抱く、親としての気持ちは、セレモニーがどうであるか、ということには全く影響されず、いつだって大いに感慨深いのです。
そして、そんな親の心を、子どもはちっとも分かっていない、ということも、これまた普遍の原理ですね(笑)

次は、梅島さんです。

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