「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

贈り物
伊藤 瞳
(2022/06/15)


どんな贈り物も嬉しいですが、
思い出の写真やメッセージのアルバムの贈り物は
特に心に残ります。

大学時代に所属していた「放送研究会・アナウンス部」では、
引退の時期に部員のメッセージを寄せ集めたアルバムを贈るのが恒例です。
一人の先輩につき、一人の後輩がついてアルバムづくりを担当します。
その先輩との思い出を振り返るきっかけになるので好きな時間ではありましたが、
一方で、部員の数がかなり多いからこそ、取りまとめる大変さも分かっています。

だからこそ、嬉しかった贈り物です。
自分が引退となり贈られる側になったとき、
想像以上に大きなアルバムが手渡されました。(写真はその一部です!)
その中には、数十人にも及ぶメッセージがあって、全て担当の子による手書き。
今時、メッセージをワードで打ち込んでそれを印刷して貼るという手段も出来る中、
全て抜け目なく手書きでした。
装飾も普段はなかなかやる機会がないだろう中、
写真や色を使って工夫してくれたのが分かる、可愛らしい仕上がりでした。
どれだけの時間をかけてくれたんだろう…と気にしましたが、
「作っていて楽しかったです」
という心遣いも添えて、渡してくれました。

大きなアルバムをもらえるから嬉しいのではなくて、
こめられた心の温かみを感じられるからこそ嬉しいと思うのを実感した、
忘れられない贈り物です。

このアルバムを担当してくれた後輩は、
今年、他系列のテレビ局で、念願のアナウンサーになりました。
きっと、温かい心で言葉を届けられる
素敵なアナウンサーになるだろうと思います(*^-^*)

次は、下山アナウンサーです。

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