「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

水のこだわり
伊藤 瞳
(2022/08/05)


中学・高校生の頃、
学校に設置されていた「冷水器」の水が好きでした。

体育で汗を流した後、文化祭の準備でヘトヘトな時、
休み時間に「冷水器」の水を飲んでリフレッシュ。
何故だか、普段飲む水以上に美味しく感じて、身体にしみました。
次の授業への気持ちの切り替えにもなりましたし、
学生時代の自分にとってオアシスでした。

コロナ禍の今、その懐かしの「冷水器」はどうなっているでしょうか…。
きっと、直接水に触れて飲むことは禁止されているでしょうし、
利用すら停止状態かもしれません…

「冷水器」のエピソードが遠いことのように、貴重に感じます。

「魚の目に水見えず」ということわざもありますが、
今はむしろ、
そばにあるものの有難みに気が付ける時代かもしれません。

写真は、思い出の冷水器の写真がなかったので、
水にちなみ、大学時代にかき氷を食べたときのものです(*^^*)

次は、西ノ入アナウンサーです!

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