「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
お酒のはなし
堤 勇高
(2022/09/28)
20代も後半になり、これまで苦手だった種類のお酒をだんだんと飲めるようになっています。大人の階段を上っています。
そんな中いまだに苦手意識があるのが赤ワインです。
あの口に残る渋みがどうにも……。
超が付くほどの高級品を一度飲んでみれば、美味しさが分かるものなのか?
しかし高級品にチャレンジする勇気もなく、なかなか苦手意識を払しょくできずにいます。
苦手ならば別に飲まなくてもいいじゃないかという話ではありますが、ロックグラスでウイスキーを飲む人にシブいカッコよさを感じるように、オシャレなおつまみとともに赤ワインを嗜む人にエレガントなカッコよさを感じるのです。
一言で片づけるなら憧れですね。
日本酒を飲めるようになったのは宮城に来たことがきっかけ、ウイスキーが飲めるようになったのはコロナの流行でしばらくお酒を飲んでいなかったのが(多分)きっかけでした。
何かきっかけがあればきっと赤ワインも好きになるはず。
いまは焦らずにそのきっかけが来るのを待ちます。
写真はお酒のものを……と探したのですが、家飲みばかリだとお酒の写真って全然撮らないんですね。
遡って遡って、大学時代の写真です。
唯一赤ワインが写っている写真でした。
友人と出かけた先で試飲ができると聞いて、赤にチャレンジしたときのものだと思います。
この時は「きっかけ」にはならなかったみたいです。
次は「実は酒豪?」と噂の伊藤アナウンサーです。