「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

秋を感じます
千坂 紗雪
(2022/10/26)


「スーパーに並ぶ秋の味覚」「落ち着いた色味の服装のマネキン」「本屋に特設された来年のカレンダーコーナー」「期間限定"洋酒香るモンブラン味"のホイップメロンパン」
9月下旬頃から街のあちこちで感じる秋の香り。
その香りに後押しされ、休日に一日かけて秋を迎える準備をしました。

まずは、衣替え。
クローゼットの春夏服を畳みチェストへ、チェストの秋冬服をハンガーに掛けてクローゼットへ。この作業を黙々と進めます。一瞬無になれるこの時間が結構好きだったりします。アウターはコート掛けに、マフラーや手袋もクローゼットの見える所へと移動。
少し状態が気になる服はクリーニングへ出しました。綺麗になって返ってきた時に改めて愛着が湧くあの感情は何なんでしょう。

そして、部屋全体も秋仕様に。
寝具はタオルケットから毛布に、パジャマも半袖短パンから長袖長ズボンに変えます。
床にはふかふかのラグを敷いて、ソファには温かみのあるクッションを、ルームシューズもお気に入りのものを出します。

一日かけての秋支度、終わるころには外は真っ暗。
最低気温が15度を下回ったこの日の夜、秋冬用寝具とパジャマの温もりを存分に享受しました。

しかし、その後の1、2週間は平年より高い気温の日が多く、衣替えの成果を発揮するのは少しお預け。就寝時も「ちょっと暑いかも」と思いながらもパジャマで体温調節する日が続きました。この期間は少しだけ秋に焦らされましたが、来る秋を待ち遠しく思う日も悪くなかったです。


写真は秋晴れの下、秋らしい色のブラウスを着て、秋を感じるイチョウの葉を持っての一枚です。イチョウの葉は出社途中の道に落ちていたものです。傷のない綺麗な葉、せっかくなので大事に取っておこうと思います。

明日からは新テーマ「こっそり教えます」をお届けします。梅島さんからです。


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