「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

2022年を振り返って
金澤 聡
(2022/12/26)


クリスマスが終わるといよいよ年明けのカウントダウン。
今年の総括と新たな年への希望を巡らす年の瀬となります。
では、自分にとっての2022年はどんな年だったのか振り返ってみますと、
今年、50歳になりました。節目です。
論語曰く、『知命』です。
あの「五十にして天命を知る」の50歳です。
50歳ごろになると、自分の人生が何のためにあるかを意識するようになる、とのこと。

自分が歩んできた道程を振り返れば、半分以上がアナウンサー。
となれば、自分の人生が何のためにあるのかの問いは、おそらく「伝えること」になると思います。
では、この「アナ・ログ」で今年私は何を伝えてきたのか見てみました。
「バラ風呂」「足湯」…大した事伝えていません。知命の域には達していませんね、これでは。
しかも、今年最初に書いた「アナ・ログ」も50歳についての事でした。
ループしているブログ…
自分の伝える能力は大丈夫なのかと心配になってきました。

そう考えると、私の「知命」は、「伝えること」に加えて、「勉強!」なのかも知れません。
「無知の知」こそが知命なのだと年末差し迫った今気付きました。
"40、50は鼻たれ小僧" まさにその通りでございます。
来年こそは、色々惑うことのない1年を過ごしたいと思います。それだと、不惑で四十か…。

今年も「アナ・ログ」を読んでいただき誠にありがとうございます。
来年は皆さまにとって素晴らしい年になることを祈っております。
良いお年を!



次は、飯田アナウンサーです。



戻る

アナウンサーTOP
HOME