「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

お茶の話
伊藤 瞳
(2023/05/09)


『永野のわっしゃ』のロケで、昨年、塩釜の老舗お茶屋さんに行き、人生で初めて「伊達茶」をいただきました。

「伊達茶」とは、石巻市桃生の畑で生まれた茶葉から作られたもので、その名の通り、100%宮城生まれのお茶です。ふわりと香りが広がっていくような品のある味わいで、自分自身は、お茶と言えば、静岡茶を連想しながら育ってきましたが、宮城のお茶も良いなと感動した次第です。

このロケでは、「伊達茶」をお湯で淹れたもの以外にも、氷と水で淹れたもの、さらには日本酒で淹れた「おちゃけ」というものまで試飲させていただきました。「お茶と日本酒」のコラボレーションに驚いたのですが、これが合う合う。さっぱりしたお茶の後味に日本酒を感じる不思議な感覚もあり、これまた感動しました。

お茶屋さんを含めて、『永野のわっしゃ』では、私自身、宮城各地の未体験の魅力に沢山触れることができました。今年の3月で番組は終了しましたが、二年間、番組で培ってきた大きな宮城愛を胸に、今後のアナウンス業務にも励んでいきたいと思っています。

(写真は、『永野のわっしゃ』最後のロケでの一枚です)

さて、明日からは新テーマ!金澤アナウンサーからのスタートです。

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