「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

子どものころに読んだ本
飯田 菜奈
(2023/04/18)


パッと思い浮かばなかったので、実家に帰った時に母に聞いてみました。

とにかく、きれいな絵の絵本が好きだったとのこと。
絵のタッチでどの本を読むか決め、絵のきれいさでお気に入りを決めていたんだとか。
文字が読めなくても、絵からストーリーを"想像して"楽しんでいたそう。

お気に入りの絵本の中でも、何度も母に読み聞かせをお願いしていたというのが『はじめてのおつかい』という絵本。みなさんも、子どもの頃に読んだことありますか?

実家には子どもの頃に読んでいた絵本や本が一式残っているので、久しぶりに手に取ってみたのですが、まるで写真のような絵のタッチに、一瞬で引き込まれました。
細かく繊細で、色鮮やに描かれた風景や店内の様子、臨場感がある人物の動き。著作権の関係で、写真を撮って載せられないのがとても心苦しいので、ぜひ実際の絵本を手に取って、見てほしいです!

5才のみいちゃんが、お母さんに牛乳を買ってきてと頼まれ、初めて一人でおつかいに行くお話。百円玉を2枚握りしめ、坂の上のてっぺんのお店を目指すのですが、その途中で、自転車のベルに驚いたり、坂道で転んでお金を落としてしまったり。やっとお店にたどり着くと、今度は誰もいない…。ハプニングが次々起こるのです。
自分も、みいちゃんと一緒にドキドキハラハラしながら、まるで冒険をしているかのような気持ちで読んでいたことを、思い出しました。

そして今でも、きれいなものが好きなところは変わっていません!!
今月はじめには、満開の桜を愛でることができ、幸せな気持ちで満たされました?

明日からは新テーマ。千坂アナからスタートです!

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