「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

私の○周年

(2007/11/05)


ずばり、今年は『アナウンス学校創立8周年』なのであります。
今こうしてアナログを書けるのも、アナウンサーとして仕事ができるのも、東京は中目黒にある『東京アナウンスセミナー』なくしては間違いなく実現しなかったのであります。
先日その学校の創立8周年パーティが行われまして、僕も卒業生として参加してきました。写真の中央が、学校の創設者であり、恩師である永井譲治先生、お隣は東京のケーブルテレビのアナウンサー、杉村信一さん。ちなみに早坂アナも同門です。
永井先生ほど内助の功という言葉が合う方はいません。学校は365日年中無休。1日中、学校にいて、生徒の自己PRやフリートークなどをチェックしてくれたり、エントリーシートを見てくれたり、面接の練習をしてくれたりと、親身になって教えてくれます。学校を閉めたあとはみんなで行きつけの居酒屋に行き、御飯を食べながら他愛のない話をしたり、相談に乗ってくれたり・・・とにかく、寝泊り以外は人生の9割を学校に、アナウンサー養成に注がれている方です。
教え子のアナウンサーは総勢200人以上、全国各放送局にいます。先日の8周年パーティには僕や早坂さんも含め全国から教え子アナが集まりました。それほど影響力があり、年月経っても人が集まる、人徳のある方です。
先生は別れ際、必ず両手で握手をします。そして『どんな時も明るく心をもって一生懸命、頑張ってください』と言葉をかけてくれます。アナウンサー試験へ送り出す時も毎回これで救われました。なぜか不思議と力が湧いてくるんですよね、先生流の闘魂注入です。
パーティでも闘魂注入してもらいました。充電完了、また来年元気な姿を見せられるように、これからもいち、教え子アナとして頑張るのであります。さぁお次は林アナであります!

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