「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
マラソンあれこれ
伊藤 瞳
(2023/10/19)
学生時代は、マラソンに苦手意識がありました。マラソンのみならず、とにかく長い間走ることが苦手で、学生時代の体力測定のシャトルランでは20回くらいでクラスで一番に脱落していましたし、持久走は、私にとって、一年間の中で最大の試練でした。高校を卒業して、もう持久走をしなくて良いんだと気付いたときには、正直ホッとしました(笑)
そんな私ですが、2020年仙台放送に入社して初めて担当した番組が「東北みやぎ復興マラソン」の応援番組「かける」。実際にマラソンコースを走りながらの撮影で、同じコースでも色々な角度から撮るので、結構、走りました。社会人になって早速、「走り」復活!ただ、驚きだったのが、そのときは清清しい気持ちで走れたこと。走りながら、「宮城は空気が美味しいな」と感じたのを鮮明に覚えています。
そして、その年、オンライン開催になった「東北みやぎオンライン復興マラソン」にも参加してみました。2週間で42、195キロ完走を目指すもので、私にとっては大きな挑戦でした。ですが、走り切ったら「ビッグパフェを食べる」を目標に頑張ったところ、なんとか、駆け抜けられました。
写真は、目標の「ビッグパフェ」を前に笑顔です。走った後の食事って一層美味しさを感じるんですね!
「一気にフルマラソン」ではなかったというのもありますが、どんな場所で、どんな心持ちで走るのかで、楽しめると知れたことは大きな収穫でした。
(走り方がおかしいと言われるのは昔から変わりませんが(笑))
明日は、金澤アナウンサーです。