「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

冬に思うこと
堤 勇高
(2023/12/04)


「唇が乾燥して痛い」
これが、私が毎冬思っていることです。

空気の乾燥する冬。
もともと乾燥肌体質ではないので、肌自体の赤切れやひび割れはそれほどケアしなくても良いのですが、唯一唇だけは毎年荒れてしまいます。

もちろん全く対策をしないわけではありません。
リップクリームはシーズンが来ると必ず買っています。

しかしここで新たな問題が。
それが「リップクリーム、2週間以内に必ず失くす問題」です。

それほど大きなものでもないので、スーツやカバンとあらゆるポケットに入る持ち運びやすさが裏目に出て、どこかしらのポケットに入れたまま忘れてしまいそのまま行方不明になるのが毎シーズン数回あります。

もちろんスーツのポケットに入っているときは、次にスーツを着たときに発見されますが、発見された後も数日で再びどこかへ旅立ちます。

自分の管理能力のなさを呪うばかりですが、それが数回続くと、とうとうあきらめてリップクリームなし生活がスタートします。

結果私の唇にとっては酷な冬となるわけです。

最大の影響は仕事などでしゃべるとき。
普段の生活より大きく口を動かす場面もあるため、そのタイミングで唇にひび割れができるとかなりの痛みが走ります。

仕事に支障が出るのは当然良いことではありません。
この冬こそはリップクリームをしっかり管理して、ひび割れのない唇を目指します。

写真は定禅寺通りのケヤキ。
11月に行われた定禅寺通りのケヤキの「樹勢調査」を取材した際のものです。ケヤキの根がどのように生えているかなどを調査するため、一部を掘って根を露出させていました。
写真はその掘られた穴の中から撮ったもので、左手前がケヤキの根、右奥がケヤキの幹です。


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