「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

冬に思うこと
千坂 紗雪
(2023/12/15)


大崎市の実家に住んでいたとき、
毎年冬に「空がきれいだな」と感じていました。

空気が澄んでいるのも理由としてありますが、
それだけではありません。

大崎市には蕪栗沼という湿地があり、
冬を越すためにマガンの群れが毎年やってきます。

日の出とともに沼から田んぼへ
日没前には田んぼから沼へと
マガンの群れが飛んでいく姿は圧巻で
自然の美しさを感じます。

静かで澄みきった空に
マガンの鳴声だけが響くこの風景に癒されながら
登下校をしていたのを思い出しました。

仙台では見られない光景なので、
年末年始、帰省した際には
この冬空を存分に眺める予定です。


写真は、
マガンをモチーフにした大崎市のキャラクター
「パタ崎さん」と一緒に撮ったものです。

仙台市内で買い物をしていたら、
街を練り歩くパタ崎さんを見つけました。

まさかパタ崎さんに会えるなんて、、、
ふるさと大崎市の温かさをおすそ分けしてもらった気分です。


このお題は私が最後でした。
次のお題「2023年を振り返って」は堤さんからスタートです。

戻る

アナウンサーTOP
HOME