「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
試験の思い出
下山 由城
(2024/01/29)
アナウンサー試験はいろいろ思い出があります。
試験は基本的には面接(数回)や筆記試験→カメラテスト→役員面接(最終)という流れだと思います。私もいくつかの放送局を受けましたが、だいたいこのような感じでした。
ただ実際のどのようなことをやるかというと、放送局それぞれで独特でした。例えばカメラテストでフリートーク10分間というものや、テーブルに置いてあるアイテム(10種類以上)から1つを選びテレビショッピングのMCのようなことをやるなど、特にカメラテストでやる内容はバラエティ豊富です。
私が初めてカメラテストを受けたのは北海道の某局の試験でした。テレビカメラの前で原稿を読むことに緊張しましたし、1日の試験時間も長く気疲れしたものの楽しかったことを覚えています。そのときは20人くらい受験者がいたのですが、半分くらいがアナウンススクールの友人か他の試験での知り合いでした(入社試験で知っている人が多いのはアナウンサーあるあるかもしれません)。今でも付き合いがある友人とは、この試験の思い出話を定期的にしています(笑)結果としてその放送局に内定したメンバー以外も、各地の放送局に入社した人たちが結構いた試験でした。そのうちの1人は現在UHB・北海道文化放送でディレクターとして働いていることは知っていたのですが、離れた場所で働いていることもあり、その試験以降会えたことはありませんでした。そんな彼と先日10年以上ぶりに再会したのです。
東京で行われる春高全国大会には全国のフジテレビ系列からアナウンサーとディレクターが系列応援として参加しています。私も1回戦と2回戦の実況アナウンサーとして参加してきたのですが、その控室で偶然の再会!お互いに仕事があったので会話できたのは数分でしたが、「いつか一緒に仕事できたらいいね!」と楽しみな目標もできました。
2024年1月は仕事のモチベーションが上がるスタートになりましたね!
続いては伊藤アナウンサーです!