「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

寒さの話あれこれ
堤 勇高
(2024/02/06)


今年は暖冬と言われていますが、当然寒い日はとことん寒いですね。
数少ない雪の降った日などはなおさらですし、風が吹けばより一層です。

先日、スキー場に取材に行きました。
仙台市内の平野部でもまとまった雪が降った日で、雪不足に悩むスキー場や利用者の声を取材するという内容でした。

雪不足でクローズだった複数のコースを営業する目処がつき安心していたスキー場。
新雪で滑ることができて喜びの声が聴かれたスキーヤーとスノーボーダー。
まさに恵みの雪でした。

一方で平野部ではそれほどでもありませんでしたが、スキー場では風がとても強く吹いていて一時はホワイトアウト状態に。

私も万全の防寒対策はしていたつもりですが、肌が少しでも出ている部分は無数の針を刺したかのような痛みが走るほどの寒さでした。

何度もゲレンデと室内を往復して、寒さを耐えしのぎながら取材を無事に終了させました。

これで一件落着ということで帰りの車に乗り込み少しすると、指先にピリピリとした感覚が。
それから少しすると耳にも同じようなピリピリが現れました。

何年振り、何十年ぶりかもしれませんが、しもやけ(多分)になってしまいました。
その日はその後1日中定期的に、特に指が痛痒い状態が続き、なかなか仕事にも集中できませんでした。

症状自体は軽かったのか、次の日にはかゆみも収まりましたが、子どもの頃に味わったあの症状を、よりにもよって暖冬の今シーズンに味わうことになるとは思いませんでした。

写真はそんなスキー場取材の際に撮った一枚です。顔は全く出ていませんが(笑)

次は寺田アナウンサーです。


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