「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

憧れます
伊藤 瞳
(2024/06/25)


「あらあらかしこ」に加わって、早いもので4か月目に突入しようとしています。
ゲストの方も毎回変わる中、どんなトークが繰り広げられるのか分からない、生放送の情報番組ならではの刺激を感じています。楽しさを感じる一方、自分としては、出演者のみんなで繰り広げる会話の中に、自然に踏み込んで、気の利いた言葉や適格なツッコミが出来るようになりたい、大きな課題も出来ました。

先日、同じくアナウンサーをしている兄と電話をしたときに、その課題について相談してみました。
こんなことを書くのはこっぱずかしいのですが、私は、幼い頃から、兄の頭の回転の早さとツッコミ力に憧れています。親戚や友人の集まりでも、いつも会話のムードメーカー。兄のツッコミで、常に笑いが起きて賑やかな空気になる、その力が羨ましいなと思っていました。アナウンサーとしても、最近の番組では、街の人へのインタビューロケで、その力を発揮しているように見えて、こうなりたいと思わせられました。

電話では、これまでの「あらかし」内でのトークを振り返り、こんな一言に、兄ならどう返す?ということを聞きました。すぐさま、兄なりの何パターンもの一言が出てきました。思わず、笑ってしまう気の利いたものばかり。思いつけそうで、今の自分には全く思いつけなかったものです。フリートークに正解はないですが、とても勉強になりました。兄は、自身のツッコミ力を「普段の会話」で鍛えてきたと話していて、天性のものばかりではなく、何気ない会話も訓練になることを学びました(ありがとう兄さん(笑))
努力します。

写真は、「あらかし」のスタジオで撮りました。


明日は、西ノ入菜月アナウンサーです(*^^*)

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