「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
夏が始まった
伊藤 瞳
(2024/07/01)
きょうから新しいテーマ「夏がはじまった」でお送りします。
先日東北南部もやっと梅雨入りをしました。
太陽がさんさんと輝く本格的な夏の到来はまだのように感じますが、
一足早く、「夏がはじまった合図」がしました。
それは、6月8日・9日に7年ぶりに宮城県で開催された、「東北絆まつり」
東北6県の夏祭りが一堂に会しました。
本来なら、8月に開催される「東北の夏祭り」ですが、「絆まつり」を通して、
一足早く、「東北の夏」を感じることができました。胸が熱く高鳴りました。
(写真は、今年の「絆まつり」を浴衣姿で中継した日に撮りました。)
私にとっての「夏」というと、「東北の夏祭り」!最も記憶に根強い夏の風景です。
母が宮城、父が山形出身なので、学生時代は夏休みになると、いつも東北に遊びに来ていました。「仙台七夕まつり」に行って、鮮やかな吹き流しの中を通り抜けました。小さな頃の自分にとっては、吹き流しが大きくて大きくて、東京スカイツリーくらい大きなものに見える、そんな気持ちが蘇ります。
また、山形では、「花笠まつり」に行って、いとこと一緒に「花笠音頭」を踊った記憶も。「ヤッショ マカショ」の掛け声が大好きで、踊るのが楽しくて仕方ありませんでした。楽しそうに踊っていたからか、新聞の紙面に掲載までされたこともありました。
今年も、「東北絆まつり」を筆頭に、各地の夏祭りを通して、熱い夏の記憶を更新していきたいと思います。
お次は、「ヤッショ マカショ」山形県出身の咲良アナです(^^)/