「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
クリスマスプレゼントの思い出
(2007/12/13)
え~お初にお目にかかります。板垣家龍蔵でございます。本日は小噺を・・・ではなくて、写真はドラマ『しゃばけ』のコマーシャル収録での1枚。着付けして頂いちゃいました!皆さんコマーシャルは、そしてドラマは御覧頂きましたでしょうか?
さて、クリスマスプレゼントですが、心に残る思い出があります。確か4歳の頃だったでしょうか。クリスマスの夜に、家族でクリスマスパーティをしたんです。父と姉と僕でせっせとリビングの壁をリースやリボンなどで装飾、もちろんツリーも飾り付けました。母は腕を振るって料理をこしらえ、準備が整ったらクリスマスソングをバックミュージックに、食卓を4人で囲んでわいわい談笑しながらディナータイム。それはそれは幸せな時間でありました。
すると、母がハッと何かに気づき、突然こう言い出したのです。
「ねぇ、今玄関で物音がしなかった?・・・もしかしてサンタさんが来たんじゃない!?」
まさかぁ!サンタさんは真夜中に寝ている子供の枕元にプレゼントを置いてくれるんでしょー、と思いつつ玄関へ姉と一緒に向かってみると・・・あれま!プ!プレゼントが置いてあるではないですか!いつの間に!全然気配はなかったのに、さっきまで何もなかったのに!驚きっぱなしの僕と姉。寝ている間、意識がない中ではなく、今まさにリアルタイムで目の前に届けられた。僕にはサンタさんの現実味が増し、その存在が証明されたように感じられました。
プレゼントを貰えた、しかもサンタさんがちゃんと届けてくれた。ダブルのハッピーで僕の感激は最高潮に達していました。
翌年、今度は届ける姿を一目見たいと切望し、玄関口を何度も何度も偵察した覚えがあります。ところが気づいた時には先を越され、またもプレゼントだけが置いてありました。うわっ!サンタに会いそびれた!と悔しがるも、一体どんな容姿なんだろう?と夢はどんどん膨らむ一方で楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。今思い返せば、父と母が見事な連携プレーで・・・いやいや、両親は常に一緒にいたはずです。僕、目を離しませんでした。サンタさんはきっと・・・
幼き頃の決して色あせることない、思い出でした。
お次は・・・
『クリスマスなんて!!』
ど、どうしたんですか!?水上アナ!