「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
元気の源
金澤 聡
(2024/08/08)
元気のための最も重要な要素は、何といっても、体が健康であることだと思います。
『体が資本』という言葉の通りで、何をするにせよ、"健康"に勝る元気の源はないと思います。
ただ、日々生活していく中で、体は健康だけど、心が元気のない場合もある訳でして、そういうときは、精神的に不安になる要素を一時的に『忘れる』行動をします。
『忘れる』行動のひとつが、筋トレ。自分を追い込んで鍛えていると、頭の中は克己のみで満たされ、嫌なことは忘却の彼方へ。しかも、筋トレ後の睡眠は深くなり朝までぐっすり眠れます。
もう一つが、読書と映画鑑賞。
読書は自己啓発ものを選び、一気読み。自分のレベルが上がり、視野まで広くなったと脳に勘違いさせて、嫌なことを忘れさせます。
映画は、とにかく前向きで爽快、痛快なストーリーを選びます。言わずもがな、精神的なカタルシスを得られ、忘れられます。読了、鑑賞後は、自分の悩みが些末なことだと思えます。
最後が、食べることです。
食べないと生きていけないですし、おいしいものを食べるとドーパミンが分泌されて不安な気持ちを幸福で包んでくれるので、嫌な思いを忘れられ、心身ともに元気になります。
ですから、私の元気の源は、『忘れる』ことです。
写真は、札幌出張の懇親会で食べた「カニ」。これを見るだけで心の健康が保たれます。
いまストレスフルなので、10分に1回くらいみないと…笑
次は、伊藤アナウンサーです。