「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
今年の秋は…
梅島 三環子
(2024/10/15)
今年の秋は気温の乱高下に悩まされています。
まず驚いたのは、9月21日(土)のこと。
連日真夏の暑さを感じていたら、まさかというほど気温が急降下したのです。
この日はちょうど南三陸町戸倉の漁港で取材をしていたのですが、風が強いということも加わり、涼しいというかむしろ寒い。
前日は半袖短パンで過ごしていた私が、長袖長ズボンはもちろん、上はシャツだけでは耐え切れず、フリースとウィンドブレーカーまで羽織る始末になりました。
そして再び、ぶり返す暑さ。
10月2日には、仙台で観測史上初めて30度を超える真夏日となり、その翌日には10度も下がる…といった具合です。
海外旅行でもしているかのような。毎日の気温差が大きく参ってしまいます。
そうなると、うっかりミスしてしまうのが服装選びです。
半袖で良かったのに、上着を持ってくればよかった、何かしら後悔している日が今年は特に多い気がします。
とは言え、きんもくせいの香りがしたり、つぶれた銀杏の匂いがしたりと嗅覚では確実に秋へと季節の移ろいを感じています。
気温という点で考えると、今年は春があったのかなかったのか謎でしたが、秋も同じような感じになりそうですね…。
日本の四季は、本当にどうなってしまうのでしょうか。
写真は、塩煎りぎんなん。
毎年思うのですが、なんでこんなにおいしいのに、道端の潰れたものはあれほどまでに臭いのでしょうか(笑)
明日は咲良さんです。